番外編③ 習い事で見えた「母子分離不安」と「場面緘黙」|dekobokodiary

まんが 番外編③。頑張ったねー!かっか感動しちゃった!!2歳半の二男は、1人で平気でプールに向かうのに、長男は泣いて、叫んで、わたしから離れられなくなっていきました。プールの代わりに「やってみよう」となったのはピアノでした。黙ってたら分からないわよ!ただ黙っているように見えるけれど、長男の頭の中は、パニックになっている――。結局3年生でピアノをやめることになるのですが…もっと早く教室を変えてあげればよかったです。

長男は、0歳のころ、ベビースイミングに通っていました。
(二男を妊娠して、いったんやめることに)

水遊びは大好きだったので、
年少のころには幼児スイミングをスタート。

最初は楽しそうにしていたのですが、
少しずつ、更衣室で着替えたあと、1人でプールへ向かうことが難しくなっていきました。

発達検査の時にもチラッと書きましたが、
いわゆる、母子分離不安(ぼしぶんりふあん)です。

2歳半の二男は、1人で平気でプールに向かうのに、
長男は泣いて、叫んで、
わたしから離れられなくなっていきました。

それでも年長の6月、
3ヶ月がんばっていたクラスから、次のクラスへの合格ワッペンを手に戻ってきた長男。

ちょっと照れたような、でも嬉しそうな顔がなんとも言えず…
思わず「頑張ったねー!かっか感動しちゃった!!」と抱きしめました。
(かっか=お母さん)

だけどやっぱり、毎回着替えの後に泣きわめく長男。
時にはレッスンに参加しない日もあり、
年長の秋、長男と話し合ってプール教室を退会しました。

プールの代わりに「やってみよう」となったのはピアノでした。

音に敏感で音感もよかった長男は
楽しく順調にステップアップしていきました。

けれど、先生とのやり取りで

ピアノの先生に、抽象的な質問をされたとき。
正直に答えると、怒られてしまいそうなとき。

長男は、黙り込んでしまいます。

先生は「黙ってたら分からないわよ!」と声をかけるけれど、
それで、ますます言葉が出なくなる長男。

ただ黙っているように見えるけれど、
長男の頭の中は、パニックになっている――。

ずっと長男を見てきた私だから分かるけれど、
それは周りの人には伝わらない。

レッスンの時間外に、
先生に長男の特徴を説明したりもしたけれど、
なかなか理解してもらうのは難しかったです。

ピアノを弾くこと自体は好き、と言っていたので、
「長男の自信に繋がれば」と、長く通わせたけれど…

もっと早く、教室を変えてあげればよかった。

今は、そう後悔しています。

宮澤千尋

習い事って、やめ時が難しくないですか?
発達グレーゾーンの子や繊細な子は、脳の仕組み的に「泣きながら頑張る」ことがプラスの経験になりづらい、という特徴があります。

「つらかった」「怖かった」
そんなネガティブな思いが強く残りやすいため、無理に続けると「習い事」「学ぶこと」自体をキライになってしまう可能性が高いんです。

泣いて行き渋る、レッスン中のしんどかった経験を引きずる。
そんな様子が見えた時は、お休みをしたり、潔くやめることも選択肢としてオススメです。

家庭の関わりで自己効力感を育ててあげて、「ぼく・わたしは大丈夫」「やってみよう」そんな気持ちが育ってきたところでもう一度チャレンジすると、習い事の吸収率がグンとあがっていることに気づけると思います^^


▽次のお話(第18話)

小学校でも、やっぱり体育の着替えは…

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